テクニカルコーディネーターは、映像、音響、照明、通信などそれぞれの分野において、そのイベントごとに求められる演出面でのサポートを担います。演出には「その一瞬」しか存在しません。協力会社様と密なコミュニケーションを取り、そして主催者様や参加者様にとってその一瞬が「最高の瞬間」になるようサポートをすること、それがテクニカルコーディネーターのお仕事です。
当社ではイベントコーディネーターとテクニカルコーディネーターに分かれ、日々お客様のご希望を具現化できるよう会場管理業務を行っております。
経験や年齢も様々な私たちが、どのような思いと環境で仕事に取り組んでいるかをご紹介していきたいと思います。
テクニカルコーディネーターの1日に密着し、Q&A方式でインタビューしました。
ショッピングモール内にある飲食店に勤務しておりました。接客サービス業務から調理業務までレストランで経験できる実務に携わっておりました。
前職在籍中に転職を考えるタイミングがあり、「接客の仕事」+「営業無し」 で、転職を考えておりました。入社まではイベント業界についての知見はありませんでしたが、会場パンフレットなどを見せていただき、こんなきれいな職場で、仕事も楽しそうと思い、入社致しました。
大規模なイベントの場合、イベントコーディネーターとペアになりテクニカルオペレーターの管理、外部機材の発注管理を行います。小規模なイベントの場合は、会場のご案内から見積り作成、ご請求の発行まで1人で1つのイベントをすべて任される場合もあります。また、現場以外にも事務所の受付業務や設備点検の調整など多岐にわたる業務を行っております。
入社当初は業務内容が多岐にわたるため、不安だらけでした。しかし、オリエンテーション終了後は、トレーナー(先輩社員)がOJT含めイチから業務を教えてくださり、不安はすぐに解消しました。現在も、疑問や不明点の壁にぶつかったときは、周りにいる経験豊富な先輩社員が一つ一つとても丁寧に教えてくれるので安心して業務にあたっております。
日々2つのことを心掛けています。 まず一つ目として、業務はもちろんのこと、新聞やニュースでわからないことは「探す」「調べる」「研究する」をモットーにしています。調べて、研究してもわからないことは次から次へと出てきてしまいますが。。。2つ目は「元気でいる」こと。仕事もプライベートも元気がなければいい成果は出ないと考えています。プライベートの時間を有効に使ってこそいい仕事ができると思いますので、プライベートな時間も充実させています。
大きな会社ではないので、社内コミュニケーションがとりやすいことです。現在本社以外に3事業所がありますが、交流も活発に行われています。また、有給休暇取得制度や育休・産休制度についても、理解ある会社のため、チーム内で調整しながら、のびのびとお仕事をさせていただいております。私の場合は、妻の出産が近づいたタイミングから、いつでも駆け付けられるような配慮をいただき、出産後には保育園の送り迎えを妻と分担できるような勤務体制をとっていただいています。
未経験者でも、今は興味無くても、働けば必ず惹かれます。分からないことは、経験豊富な先輩が丁寧に教えてくれます。自分の提案がお客様に共感頂けたとき、あなたはイベントの素晴らしさを知ります。ぜひ、一緒に働きましょう!
午前中に、当日のイベントについて連絡が来ている可能性があるため、準備の前にメールを確認します。
当日対応可能なことはできるだけ柔軟に対応をすることを心掛けています。
テクニカルオペレーターとの打ち合わせを実施し、設営状況の管理をします。
プロジェクター・マイクの調整だけでなくケーブル配線などの見た目や安全にも配慮します。
※規模によっては、コーディネーターが機材準備をすることもあります。
テクニカルオペレーターへの指示内容の確認や機材動作の最終確認を実施します。
お客様が迷わず会場までお越しいただけるよう、館内に誘導サインやモニターを設置します。
イベント中の機材操作をお客様が行う場合、操作説明をさせていただきます。
お客様の準備が始まる前にお声掛けをさせていただくのがPOINT!
本番前のリハーサルに立ち会います。
午後出勤のためタイミングを見ながら食事をとります。
当日のお礼を伝え、お気づきの点や次回の開催予定などをヒアリングし、次回もご利用いただけるよう笑顔でお見送りします。
設定変更した機材は、規定数値へ戻すなど次の利用に備えて原状復帰をしっかりとします。
お忘れ物がないかも確認も忘れず実施します。
※翌日は、出社時間を調整することもあります。